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宇佐市で街ぶら♪グルメ&歴史スポットを巡る旅!【大分県宇佐市】
大分県宇佐市は、県北部に位置し、海と山の両方に面した豊かな自然と豊富な歴史遺産を抱えています。
今回は、宇佐市の中でも平野部に位置する『宇佐エリア』を、車や徒歩で散策しながら観光できるスポットをご紹介していきます!
有名な「宇佐神宮」を取り上げた記事もありますので、宇佐神宮参りの後に街ぶらを楽しむ際の参考としてもおすすめです♪
『大分屈指のパワースポット「宇佐神宮」の名所をたっぷり散策!【大分県宇佐市】』
= 目次 =
・からあげ太閤
・辛島 虚空乃蔵
・四日市エリア
・東本願寺・西本願寺四日市別院
・東光寺五百羅漢
・大分県立歴史博物館
【からあげ太閤】
まずは手軽に食べられる宇佐市のソウルフードからご紹介します!
宇佐市は「からあげ専門店発祥の地」であり、市内には多くのからあげ専門店が存在します。
宇佐市民はそれぞれお気に入りのからあげ店があり、
お祝い事や年末年始、クリスマスにも食卓に山盛りのからあげを並べてみんなで食べるそうです♪
その中でも、日本唐揚協会が主催する「からあげグランプリ」で2代目のグランドチャンピオンに輝いたこちらの「からあげ太閤」は、
一日およそ200キロ、多い日には1トンを売り上げる人気店です。
宇佐市民や旅行者問わず多くの人が訪れていて、映画のロケ地にもなっている有名店です♪
店頭で注文する以外にも、予約をすれば時間に合わせて揚げたてのものを提供してくれます。
定番の骨なしからあげの他に、骨付きモモや砂肝を揚げた砂ずりといった様々な触感や味を楽しめるものまで、
お店が厳選したメニューとなっています。
こちらでは昭和63年の創業以来かわらぬ醤油ベースの「秘伝のタレ」が自慢で、
前述のからあげグランプリの「西日本しょうゆダレ部門」で計5回の最高金賞に輝いています!
今回は骨なしからあげと砂ずりを注文してみました。
ニンニクの風味は優しめで、
芳醇なしょうゆダレの香りと程よいしょっぱさが味のベースとなっています。
サクサクな軽めの衣と肉汁あふれる柔らかい若鳥は
どの世代の方でも食べやすいお味です♪
砂ずりは歯ごたえがありつつジューシーさが際立ち、
個人的に普通の砂肝よりもクセになる味だなと感じました。
こちらのからあげ、遠方にお住まいの方でも公式オンラインショップで購入できるほか、
宇佐市のふるさと納税の返礼品にもなっているそうです!
からあげ大好きの筆者は訪れるのを楽しみにしていましたが、
飛行機移動なのに持って帰りたくなるほどの絶品のからあげでした。
宇佐市では他にも多くのからあげ専門店がありますので、食べ歩きをするのもおすすめです♪
その中でも「からあげ太閤」は欠かせないスポットですので、
宇佐市観光の際にはぜひ訪れてみてください!
【宇佐市からあげマップ】
https://www.city.usa.oita.jp/material/files/group/63/map8.pdf
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[詳細情報]
【からあげ太閤】
住 所: 大分県宇佐市閤492-3
電話番号: 0978-33-3766
営業時間: am10:00 ~ pm7:00
店 休 日: 毎週月曜日(祝日の場合は火曜日)
公式オンラインショップ:https://www.karaage-taikou.com
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【辛島 虚空乃蔵】
宇佐名産のお酒について学び、またゆったりとした空間できき酒や食事を楽しむことができるのが
「辛島 虚空乃蔵(からしま こくうのくら)」です。
こちらでは清酒醸造場内で醸造体験が出来る酒蔵見学や、
不定期開催の蔵塾(ワークショップ)等の体験プログラムをお楽しみいただけます。
宇佐の酒づくりの魅力を発信しようという意欲的な店員さんとのやり取りを楽しみつつ、
一通りのサービスを体験してきました!
まずは売店と日本酒の醸造場が併設されている「米の蔵」をご紹介します。
店内は木のぬくもりや和の趣きを感じる洗練された空間になっており、
限定の日本酒や焼酎、ワインやクラフトビールなどを購入できる売店部分と、
写真奥のワークショップ・醸造場エリアに分かれています。
売店の窓側に設置された「一角Bar」では、
辛島 虚空乃蔵限定の日本酒「和香牡丹 輪奏」をはじめ、
三和酒類で醸造された日本酒をを味わうことができます。
また、実際に日本酒づくりをしている清酒醸造場を見学できる『酒蔵見学』では、
酒づくりのこだわりを”見て、触れて、学ぶ”という
ここだけの体験をすることができます!
こちらのプログラムは平日限定1日2組(1組5名まで)となっており、
なんと参加料は無料です。
【酒蔵見学概要】
開催時間(平日限定)
- 10:30 ~ 11:00
② 14:30 ~ 15:00
所要時間: 約30分
定員: 1組5名まで(中学生以上)
参加費: 無料
※注意事項として、お酒造りに影響を及ぼす恐れがあるので、
酒蔵見学の前日と当日は、納豆および納豆を原料とする料理やキムチ、ヨーグルト等を食べずにお越しください。
その他にもいくつかの注意事項がありますので、事前にご確認をお願いいたします。
※香水、香りの強い化粧品や整髪料などのご使用はお控えください。
※見学時は、事故の原因となりますので、スタッフの指示に従ってご参加ください。
※お酒の試飲をご用意しております。お車などを運転される場合や、20歳未満の方は試飲ができませんので予めご了承ください。
【ご予約・お問い合わせ窓口】
辛島 虚空乃蔵
TEL 0978-32-1432
(お電話でお申し込みいただけます)
受付時間 10時~17時 土日・祝日も受付可
次に飲食スペースがある「麦の蔵」の建物に移動して、おすすめメニューをいくつかご紹介します♪
こちらは辛島 虚空乃蔵限定のお酒をはじめ、
地域ならではの食材を使った料理(アテ)、
地域店とコラボしたスイーツなど、
ここでしか味わえないメニューを多数取りそろえています。
大きな窓から明るい日差しが注ぎ込む店内には、
クラフトビール(発泡酒)の醸造場があり、
原料には地元宇佐産の大麦「ニシノホシ」の麦芽が使用されています。
メニューにはノンアルコールのドリンクもあるので、幅広い世代で飲食を楽しめます♪
写真手前の柚子のノンアルコールカクテルは、
ライムとローズマリーのさわやかな甘さで見た目も味も夏にぴったりでした!
お酒造りに使われる仕込み水を使ったかき氷、「削り氷」なども提供されています♪
発泡酒醸造場で作られているクラフトビールの3種飲み比べも人気です。
その他、オリジナルの味噌や赤酢を使った料理(アテ)、
地域店とコラボしたスイーツなど、
お酒とアテとのペアリングを楽しめたりカフェとしても利用できます。
こだわりの空間で宇佐の味をぜひご賞味ください!
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[詳細情報]
【辛島 虚空乃蔵】
HP:https://www.sanwa-shurui.co.jp/factory/karashima
住所:大分県宇佐市辛島4-3
TEL 0978-32-1432
FAX 0978-32-3700
営業時間:10:00〜17:00
入場料:無料
定休日:毎週水曜日(祝日の場合は営業)・盆・年末年始
駐車場:33台(内思いやり駐車場3台)
アクセス:
大分空港より車で約1時間
JR柳ヶ浦駅より車で10分
宇佐ICより車で8分
【ご来場のお客様へご協力のお願い】
ドライバー及び20歳未満の方の飲酒はご遠慮ください。ペットを連れての入場はご遠慮ください。
喫煙者の方にはご不便をおかけしますが、敷地内での喫煙はご遠慮ください。
米の蔵・麦の蔵施設内へのお持ち込みによるご飲食はご遠慮ください。
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【四日市エリア】
さて、辛島 虚空乃蔵やからあげ太閤から西に向かって少し行くと、四日市エリアがあります。
こちらは昔ながらの景観が残っていて、新しくできたお店も景観を守るために黒と白の和風な外観をしています。
このエリアには様々な飲食店や居酒屋、また神社やお寺もありますので、
歩いて街並みを楽しみつつ観光するのにおすすめです。
まずは腹ごしらえで宇佐名産の「味一ねぎ」を使ったねぎ焼をいただきます♪
宇佐市を含む大分県北地域では、「味一ねぎ」という小ねぎの栽培が盛んに行われており、
甘みが強く熱を通してもシャキッとした歯ごたえが特徴です。
普通のねぎが苦手という方でも「これは食べられる!」となる方が多いそうで、
ヘルシーかつ、お腹も満足のメニューです♪
宇佐市内にはねぎ焼やねぎしゃぶが食べられるお店が他にもありますので、
こちらも一度は食べていただきたいグルメです。
【東本願寺・西本願寺四日市別院】
四日市エリアを歩いていると、立派な門構えのお寺があります。
高さも大きさも雄大な山門があるのは、「東本願寺四日市別院」です。
四日市別院はその昔「九州御坊」と称され、九州一円を管轄する主要な寺院でした。
東別院の名称は「真宗大谷派四日市別院」といいます。
江戸時代の中頃に動乱の末京都にある東本願寺の別院・御坊となったという歴史があり、
さらに明治維新の際に本堂は焼失しましたが、
九州中の門信徒が力を合わせて再建し、
本堂は国登録有形文化財に、
また山門は2005年に県指定有形文化財となりました。
東本願寺四日市別院のすぐ近くに「西本願寺四日市別院」があります。
こちらは少し落ち着いた様相をしていますが、正式名称を「浄土真宗本願寺派本願寺四日市別院」といい、
1859年に建てられた現在の本堂は間口(南北)29.5m、奥行(東西)31.5mもあり、
九州最大級の木造建築と言われています!
現地を訪れた方にはぜひ建築様式をじっくりと眺めていただき、
今は静けさをたたえるこのお寺が果たした歴史への役割について想いを馳せてみてください。
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[詳細情報]
【東本願寺四日市別院】
所在地:宇佐市大字四日市1425-1
営業時間:9時~17時
駐車場 有り(大型バス駐車可)
電話 0978-32-0050
アクセス
□車でお越しの場合
宇佐別府道路四日市ICから約3分
□タクシーでお越しの場合
柳ヶ浦駅から約15分 参考料金:3,100円から3,200円
【西本願寺四日市別院】
所在地:宇佐市大字四日市1410
営業時間:9時~17時
料金 無料
駐車場 有り
※バス利用者の方は東別院および門前町駐車場をご利用ください
電話 0978-32-1901
アクセス
□車でお越しの場合
宇佐別府道路四日市ICから約3分
□タクシーでお越しの場合
柳ヶ浦駅から約15分 参考料金:3,100円から3,200円
HP:
https://www.city.usa.oita.jp/tourist/touristspot/touristspot2/touristspot3/10183.html
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【東光寺五百羅漢】
もう一つの見ごたえのある歴史スポットが、「東光寺五百羅漢」です。
こちらの五百羅漢は幕末から明治にかけて当時の住職が干害に苦しむ農民を救いたいと、
当時著名だった石工に制作を依頼したことが始まりで、500体以上もの羅漢像を彫り上げました。
ひとつひとつ顔立ちが異なり、更に喜怒哀楽様々な表情をしています。
筆者が訪れた際には可愛らしい赤やピンクの帽子をかぶっており、
これらは地元の人が定期的にお手入れをしつつかぶせてくれているそうです。
五百羅漢の正面にはお堂があり、左側にはお釈迦様のお弟子さんである十六羅漢が安置されています。
また、現地に行ってみると階段の両脇に立っている巨木もかなり迫力があり、
五百羅漢と合わせて壮観さを感じました。
地元の人の信仰心や温かさも感じられる歴史が今に息づく場所として、
お時間があればこちらもぜひ足を運んでみてください!
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[詳細情報]
所在地 宇佐市大字江須賀1754
料金 拝観料:100円 を賽銭箱にお入れください
駐車場 乗用車:10台 大型バス:1台
アクセス
□車でお越しの場合
・宇佐ICから約15分
・宇佐神宮から約12分
□タクシーでお越しの場合
・柳ヶ浦駅から約5分
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【大分県立歴史博物館】
最後に、大分の観光資源を一挙に見ることのできる「大分県立歴史博物館」をご紹介します!
大分県立歴史博物館は、宇佐市がある国東半島の六郷満山文化を中心に、
大分県の歴史・文化を知ることができる展示物や文化財が集められています。
館内には九州最古の木造建築「富貴寺大堂」の創建当時を復元した実物大模型が展示されているなど、
見ごたえのあるレプリカのほか、
本物の出土品も多数展示されていて、
大人も子どももそれぞれに好奇心を刺激されるような造りになっています♪
さらに入り口には体験型のプロジェクションマッピングも設置されていて、
ただ見るだけでなく記憶にも残るような体験ができ、
季節を問わず大分全体の貴重な文化財を一挙に知ることができる幅広い世代におすすめの施設です。
宇佐風土記の丘は、宇佐市を流れる駅館川東側に広がる史跡公園で、
園内には3~6世紀に造られた6基の前方後円墳や国指定史跡である川部・高森古墳群があります。
また、園内は自由に散策でき、四季の花々が楽しめるスポットとなっています。
https://www.city.usa.oita.jp/tourist/touristspot/touristspot2/touristspot3/10184.html
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[詳細情報]
【大分県立歴史博物館】
HP:https://www.pref.oita.jp/site/rekishihakubutsukan
住所:大分県宇佐市大字高森字京塚
開館時間:午前9時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
休 館 日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合はその直後の平日)
年末年始(12月28日~1月4日)
観覧料(平常展)
一般 310円
高・大学生 160円
※団体料金は20名以上で割引価格適用
以下の方は無料です。
(1)中学生以下
(2)土曜日に観覧する高等学校の生徒
(3)大分県内の小・中・高等学校等が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合の引率者
(観覧日の60日前から7日前までに申込書を当館あてに提出してください。)
(4)障がい者とその付添人1名(入館の際に障害者手帳などをご提示ください。)
(5)児童福祉施設に入所し、または通所している者及びその引率者
(教育、訓練、更生等のための活動として観覧する場合に限ります。
観覧料免除申請書の提出が必要になります。)
風土記の丘のご利用は無料です。
アクセス:
■電車でご来館の場合
JR宇佐駅から車で10分
JR柳ヶ浦駅から車で5分
JR豊前長洲駅から車で5分
■車でご来館の場合
東九州自動車道利用
宇佐ICから12分
院内ICから15分
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