• 元町公園|港町函館を見渡す歴史公園

    北海道函館市

    見学する

    2026年7月6日

    投稿者:yuku

    元町公園は、夜景で有名な函館山の麓、元町地区にある公園です。現在は国の重要文化財「旧函館区公会堂」をはじめ、港町函館を一望できる憩いの場となっていますが、江戸時代には松前藩の番所や函館奉行所が置かれた、函館の政治・行政の中心地でした。

     

    幕末になると外国船の来航が増え、高台にあった奉行所は海から見えやすく、防備の面で課題があったことから、有名な「五稜郭」が築かれます。その後、箱館戦争終結後も開拓使函館出張所や北海道庁函館支庁などが置かれ、明治時代以降、現在の体制に移り変わるまで行政の中心となっていました。

     

    公園内には、国の重要文化財である旧函館区公会堂のほか、開拓使レンガ書庫や旧北海道庁函館支庁庁舎など、明治時代を代表する歴史的建造物が数多く残されています。当時の函館が、北海道の玄関口として近代化を進めてきた歴史を今に伝えています。

     

    明治時代の函館発展に尽力した実業家たちをたたえる「函館四天王」の像も建てられています。学校や病院、新聞社、造船所、水道など、近代都市としての函館の礎を築いた人々で、国内外の文化や技術を積極的に取り入れながら、函館の発展に大きく貢献しました。

     

    公園から基坂を下った側にあるバス駐車場には、1854(安政元)年に函館へ来航したペリー提督の銅像があり、制服の金ボタンがひとつ取れた姿になっています。これは、当時の日米の貨幣価値の違いから、品物の代金を金ボタンで支払ったという逸話にちなんだものと伝えられています。

     

    園内は緑に囲まれた落ち着いた雰囲気で、景色を眺めながらゆっくり過ごす人の姿も見られました。港を見渡す眺望や石畳の坂道、歴史ある洋館が調和した風景は、函館らしさを存分に感じられます。元町散策の途中に立ち寄れば、美しい景色とともに函館の歴史を身近に感じられる公園です。

     

    基本情報

    名称 元町公園
    所在地 函館市元町12
    問合せ先 0138-23-5440(函館市観光案内所)
    ホームページ https://www.hakobura.jp/spots/365
    アクセス 市電 「末広町」電停 下車 徒歩5分
    料金 入園無料
    駐車場 なし(近隣に有料の駐車場あり)
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