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旧軽井沢を肌で感じる – 室生犀星記念館
室生犀星記念館は大正から昭和にかけて活躍した日本の詩人・小説家、室生犀星(むろう さいせい)が昭和6年に建てた別荘を活用した記念館で、犀星は亡くなる前年まで毎年夏をここで過ごしました。
現在この場所は、軽井沢での犀星の暮らしや創作活動を今に伝える場所として旧軽井沢エリアを訪れる多くの観光客が足を運びます。
犀星が軽井沢を訪れるようになったのは、大正9年に知人の勧めで滞在したことがきっかけといわれています。澄んだ空気や静かな森の景色を気に入り、都会の喧騒を離れて創作に集中できる場所として、この地を深く愛するようになりました。別荘では詩や小説の執筆に励み、自然に囲まれた穏やかな時間を過ごしていたと伝えられています。
こじんまりとした建造物ですが、敷地内に一歩足を踏み入れると犀星の文学世界や当時の暮らしぶりを感じることができます。また、犀星がこだわった苔庭も見どころのひとつで、静かな庭の風景は訪れる人を魅了し、縁側に腰をかけると時間が過ぎるのを忘れてしまうほどゆったりとした時間に浸れます。

さらに、この別荘には川端康成や堀辰雄をはじめ、多くの文学者たちが訪れました。彼らは犀星とともに庭を眺めながら文学や芸術について語り合い、ときには原稿を読み交わしながら親交を深めていたといわれています。軽井沢の静かな自然の中で過ごす時間は、作家たちにとって創作の刺激や新たな発想を得る貴重な場にもなっていました。旧軽井沢の空気を肌で感じることのできる素敵な場所です。基本情報
名称 室生犀星記念館 所在地 北佐久郡軽井沢町大字軽井沢979-3 問合せ先 TEL:0267-45-8695(教育委員会文化振興係) ホームページ https://karuizawa-kankokyokai.jp/spot/1145/ 開催日・開催時間 9時 ~ 17時 (4月29日から11月3日)
期間中は無休。アクセス 【アクセス】
■電車をご利用の場合
JR北陸新幹線・しなの鉄道「軽井沢駅」より約2.8km
(お車で約5分)
■お車をご利用の場合
上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」より約12.6km(約18分)
■電車・バスをご利用の場合
JR軽井沢駅、またはしなの鉄道軽井沢駅より、
「草軽交通バス 北軽井沢行き」または「西武観光バス 草津方面行き」にご乗車ください(約5分)。
「旧軽井沢」バス停にて下車後、徒歩約10分でお越しいただけます。料金 入館料:無料 見学・所要時間 10分〜30分 開催地 長野県北佐久郡軽井沢町 駐車場 駐車場:なし
お車でお越しの際は、近隣の有料駐車場をご利用ください。
路地が大変狭いため、車による記念館への乗り入れはご遠慮ください。