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伴野城跡(城山公園)・大伴神社
現在の長野県佐久市野沢にある「野沢城本丸跡」にあたるこの地は、鎌倉時代以来、伴野氏の館跡として利用されてきた歴史ある場所です。伴野氏は小笠原長清の六男・伴野時長の系統とされ、佐久郡伴野荘を拠点として勢力を持ちました。その後、館は周囲に曲輪を備えた平城として整備され、野沢城とも呼ばれるようになりました。室町から戦国時代にかけては、本丸を中心に二の丸・三の丸・出丸などが設けられ、土塁や濠によって防御が強化されてい他と言われています。城跡は東西約74〜85メートル、南北約110メートルの長方形をなし、周囲には濠が巡らされ、その内側には土塁が残されています。南側中央に出入口があり、西南の高台には物見の施設があったと考えられています。

その後、伴野氏は前山城へ拠点を移し、野沢城は次第にその役割を終えました。現在、城跡は公園として整備されており、広々とした芝生が特徴で堀跡にあたる水路や土塁の一部を今も確認することができます。また、城跡内には大伴神社が鎮座しています。


この大伴神社の境内にある「素戔嗚神社」では例年7月下旬の週末に「野沢祇園祭」が開催されます。室町時代から約300年の歴史を持ち、「東信随一」とも称される伝統ある祭りです。中小屋・野沢本町・田町・十二町・原町の各地区からお囃子屋台が繰り出し、笛や小太鼓、三味線の音色が町中に響き渡ります。また、農業や厄除けの神を乗せた神輿が町内を練り歩き、地域を祈りと活気で包みます。見どころの一つは、青龍・朱雀・白虎・玄武の四神を模した神輿で、本神輿を先導しながら商店街を駆け抜ける迫力ある姿は圧巻です。地域の夏を代表する祭礼として親しまれています。
基本情報
名称 伴野城跡・大伴神社 所在地 〒385-0053 長野県佐久市野沢110 問合せ先 佐久市経済部 観光課 電話:0267-62-3285 ファックス:0267-62-2269 ホームページ https://www.city.saku.nagano.jp/kanko/kanko/spot/meisho_shiseki/tomonojoseki.html 開催日・開催時間 年中無休 アクセス 車→佐久南ICから車で8分
公共交通機関→ JR小海線中込駅からバスで10分
見学・所要時間 10分〜30分 開催地 長野県佐久市野沢 駐車場 野沢観光駐車場 無料で利用可。(徒歩数分の距離)